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オホーツク挽歌
白い片岩類の小砂利に倒れ
波できれいにみがかれた
ひときれの貝殻を口に含み
わたくしはしばらくねむらうとおもふ
なぜならさっきあの熟した黒い實のついた
まっ青なこけももの上等の敷物と
おほきな赤いはまばらの花と
不思議な釣鐘草とのなかで
サガレンの朝の妖精にやった
透明なわたくしのエネルギーを
いまこれらの濤のおとや
しめったにほひのいい風や
雲のひかりから恢復しなければならないから
それにだいいちいまわたくしの心象は
つかれのためにすっかり青ざめて
眩い緑金にさへなってゐるのだ
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